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プロペシアとは
プロペシアは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬の1種です。有効成分のフィナステリドによって、AGAの原因物質を抑制する作用があります。
フィナステリドは、従来は前立腺肥大症や前立腺がんの治療薬として使用されていた医薬成分です。しかし、フィナステリドを投与された患者に多毛症の副作用が生じたため、その発毛効果が認められたのです。その後、研究が進み、1997年にプロペシアがアメリカのAGAの治療薬として、FDA(米国食品医薬品局)から正式な認可を受けました。日本では、2005年に厚生労働省によって正式に認可を受けています。臨床試験では、約80%の人に増毛や脱毛解消の効果があったという結果が出ています。プロペシアは現在、世界60ヶ国以上でAGAの治療に使われ、飲む育毛剤としておなじみになっています。
フィナステリドには、5αリダクターゼという酵素の働きを抑制することで、男性ホルモンの一種であるテストステロンが脱毛の原因物質となるDHT(ジヒドロテストステロン)という活性型の男性ホルモンに変換されることを防ぐ効果があります。脱毛防止には効果がありますが、副作用として性的機能の低下が見られます。
副作用のある人や、未成年の男性、またすべての女性はプロペシアを使うことが禁止されています。特に妊娠中の女性は、プロペシアに触れるだけでも胎児の性器に異常をきたす場合もあるので、取り扱いには注意が必要です。